「大谷資料館」寒いので服装注意⁉所要時間は60分で見どころ満載!

栃木県
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皆さんこんにちは、たびブロガーのmiyaです。

本日は、栃木県宇都宮市にある「大谷資料館(おおやしりょうかん)」について紹介させていただきます。

大谷資料館という名前なので、数多くの文書が保管されている図書館のようなイメージを持たれる方もいるかもしれません。

しかし、図書館ではなく元々採石場だった場所を一般公開しています。

壮大な石の壁が綺麗に掘られた様子を確認でき、まるで異世界に来たような雰囲気を味わえます!

神秘的な地下空間は、数多くの映画やドラマのロケ地となっています。

(仮面ライダー、るろうに剣心、金田一少年の事件簿、キングダムなど)

見学場所が地下であり、夏でも涼しいので上着を持参すると良いかもしれません。

※現在と情報が異なる場合がございますがご了承ください。(訪問:2022年8月上旬)
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基本情報

住所 栃木県宇都宮市大谷町909
営業時間 4月~11月:9:00~17:00
12月~3月:9:30~16:30
料金 大人:800円
小人(小・中学生):400円
未就学児:無料
駐車場 あり
公式 HP http://www.oya909.co.jp/

地下坑内は、大正8年(1919年)から昭和61年(1986年)に渡り、石の採掘が行われました。

広さは約20000㎡、深さは地下約30mで、野球場ひとつ入る大きさです。

昭和54年(1979年)より、近代産業遺産として一般公開されました。

巨大な地下空間は、大谷の隆盛を支えた職人たちの仕事を今に伝えています。

また、近年は創造の空間として展覧会や演奏会、映像の撮影など、数々の文化芸術の発信地となってきました。

所要時間

大谷資料館(資料展示室20分+地下坑内40分)の見学所要時間は1時間ほどでした。

周辺観光

栃木県宇都宮市の大谷地区には大谷石文化があり、大谷石に関する観光地がいくつもあります。
JR宇都宮駅にあった餃子像も大谷石でできていましたね。

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アクセス


東北自動車道「宇都宮IC」から約15分

東北自動車道「鹿沼IC」から約20分

バス
JR宇都宮駅西口6番乗り場から「大谷・立岩」行きに乗車します。
乗車時間は30分です。
「資料館入口」で下車し、徒歩約5分です。

バス情報はこちら 引用元:関東自動車株式会社HP

東武宇都宮駅の「東武駅前」から「大谷・立岩」行きに乗車します。
乗車時間は20分です。
「資料館入口」で下車し、徒歩約5分です。

大谷観光一日乗車券
バス利用者は、「大谷観光一日乗車券」というお得な券を使うことをおすすめします。

指定区間でバスの乗降自由となっており、大谷資料館の入場料に加えて、大谷観音(大谷寺)の拝観券もついてきます。

その他特典もございます。

詳しくはこちら 引用元:宇都宮ブランドHP

レンタサイクル

JR宇都宮駅から約45分

今回は、レンタサイクルを利用しました。

宇都宮駅レンタサイクル利用方法!電動自転車が1日100円⁉
JR宇都宮駅付近には、レンタサイクルを利用できる場所が6カ所ありました。 宇都宮はレンタサイクルを推奨しているのかコスパ最高です! 今まで様々なところでレンタサイクルを利用してきましたが、宇都宮がナンバーワンだと思っています。

駐車場


とても広く、第4駐車場まで用意されています。

いたるところにある高い崖は、大谷石でできているのでしょう。

案内が書かれています。

駐車場から地下坑内入口まで少し歩きます。

進んで行くにつれて、冷気が伝わってきます。

真夏なのに少し肌寒いと思ってしまいました。

自動販売機とトイレがあります。
これより先にトイレはありません。

周りを眺めると立派な石がそびえたっていますね。

綺麗に掘られた跡も残っています。

自販機コーナーがなぜか奥の方にありますね。
石で囲まれているので日が当たらず、涼しめです。

地下坑内入口の隣には愛の泉という場所がありました。
縁結びの神様のようです。

この神様にお参りすれば固い意志で結ばれます。

「硬い石はDIAMOND(大谷門戸)、大谷で結ばれたお2人の門出を祝います。」と書かれていました。

おもしろいこと考えますね。

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大谷資料館

入口に到着しました!

再入場はできないので、中の様子をしっかりと目に焼き付けましょう。

館内には、多くの著名人のサインが飾られていました。

資料展示室

入館料を支払い、まず最初に展示室の見学をしていきます。

展示室は、一部屋分のスペースのみなので、大谷石や採掘に関する情報をササッと入手できます。

大谷石の誕生

大谷石ができたのは、日本列島の大半がまだ海中にあり、その一部がわずかに水面に出ていた時代のことです。

地表面の裂け目から噴出した流紋岩質角礫の砂と小石、そして火山灰が海中に沈んで凝固してできました。

大谷石は、栃木県宇都宮市大谷町付近一帯から採れる流紋岩質角礫凝灰岩の総称でもあります。

採掘方法

「平場堀り」と「垣根掘り」の2種類あります。

平場堀り

下に掘り下げていく方法で、堀り跡には横線の切りあとが残ります。

垣根掘り

横に掘っていく掘り方です。

技術が必要なことと、手間がかかるので平場堀りの2倍の工賃を支払いました。

掘り跡には、縦線の切りあとが残ります。

壁には、石を削るための道具が展示してありますね。
人力で手掘りしていた時代は、「六十石(ろくとういし)」18cm×30cm×90cmを1本掘るのに3600回も腕を振るったと言われています。

80kg以上⁉もある石を「背負子」を使い、1本1本背負って採掘場から運び出していました。
すさまじいパワーを感じます!

今では考えられません!

手掘りによる採掘は、昭和34年頃まで行われていました。

その後、機械化による採掘方法に変わりました。

現在の運搬方法としては、モーター利用のウインチ索道により、まき上げられて運び出されています。

大谷石を活用した道具類も展示してありました。
石風呂

麦打機、七輪

実際に使用されていたのでしょう。

地下坑内

注意事項

注意書きがいくつかあるので、目を通しておきましょう。

ペットとの入場はできません。


お客さんが多く、通路が狭くなっている場所があるためでしょう。


有料となる撮影があるようですね。

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案内図

ダンジョンみたいな案内図は初めて見ました。

ほとんどが立入禁止エリアとなっています。

いざ出発!

すでに石に囲まれています。

入口すぐに階段があり、しばらく下りて行きます。

夏なのに想像以上に涼しいです。

薄着だと寒いかもしれませんので、夏でも上着を用意しておくことをおすすめします。

階段を下りる途中の、高いところから見る坑内の様子は異世界に来たような雰囲気を味わえ、感動できます!

階段等の狭いところでの撮影が禁止でしたので、実際に見学してみてください。

階段を下り、一方通行の狭い通路をしばらく進んで行くと「天井を見上げてごらん!」と書かれています。

見上げた天井はこちら!
綺麗に穴があいています。

なぜか椅子が・・・

見学コースが決まっており、チェーンの先に行くことはできません。

コース外のところに、芸術作品がありますね。

いたるところにある壮大な石の壁が、日本で見られる景色とは思えません。

中ほどまで進むと、広い空間があります。

手掘りのあとの解説と実際の様子を見ることができます。

ボコボコしていますね。

手掘りなのに綺麗に掘られています。

どのように掘ったのか、図で示されていました。
垣根掘りで横穴を掘り、そこから平場掘りで柱を残しながら地下を掘り進めました。

所々ライトアップされており、美しい景色を眺められます。

ずいぶん大きな芸術作品もあります。

2019年に開催された「假屋崎省吾の世界展」の展示作品のようです。

水が溜まっている箇所もあり、神秘的です。

上からは、自然の光が入り込んでいます。

さらに進んで行くとスタッフさんが記念写真を撮ってくれるようです。
思い出にいかがでしょうか?

なんと、ステージも用意されています。
実際、イベントなどに使用されているようです。

こちらは、機械掘りのあとです。
大谷地区では、昭和35年(1960年)に採掘が完全に機械化されました。

規則正しく綺麗に採掘されていますね。

青いライトアップがとても綺麗です。

最初に下りてきた階段はこちらです。

あちらにも階段を発見したので行ってみます!

天然の冷蔵庫⁉寒いので注意!

坑内の気温が表示されていました。
12℃でした!(本日は8月)

そりゃ寒いわけです。

夏でも涼しいので、上着を持参すると良いかもしれません。

年間の気温は一定で冬は暖かいのかと思いきや、そんなことはないです。

2月の平均は1℃~2℃で、ものすごく寒いです。

12℃って暖かい方なのですね。

坑内は天然の冷蔵庫としても活躍しています。

米のたくさん余った昭和45年(1970年)には、坑内に約90000俵の政府米が保管されました。

現在では、野菜や果物、ワイン、日本酒の貯蔵庫としても利用されています。

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ここでは、写真のようなものが飾られていますね。

大谷資料館は、今まで様々な番組のロケ地として使われてきたため、その紹介がありました。
詳しい撮影実績に関しては、大谷資料館HPをご覧ください。

撮影実績多すぎです!

るろうに剣心のロケ地にもなっていたのですね。

車の写真も飾られています。
車をどこから入れたのでしょうね。

なぜかドンペリニョンも展示されています。

大谷石でつくられた作品もあります。

緑のライトアップもいいですね。

先ほど見たような巨大な芸術作品があります。
手前に溜まっている水は、地上から流れ込んだ雨水です。

最も深い水深は、30mにもなります。

光が入り込んでいる場所もありますね。
坑内が暗めなので、とてもまぶしいです。

実験場もあります。
大谷石の石垣の強度実験をしています。

坑内は寒くて屋外は暑いため、温度差により幻想的な様子を眺めることができました。

そろそろ現実世界へ引き戻されます。

坑内の見学所要時間は、40分ほどでした。

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ROCKSIDE MARKET(カフェ)

坑内の入口すぐ近くには、「ROCKSIDE MARKET」というカフェがあるので一休みできます。

ジェラートやホットドッグ、そしてランチセットなども販売されています。

かき氷もあったので、食べてみました。

日光天然かき氷で、味は「とちおとめミルク」、「黒蜜きなこ」、「ミルクティー」がありました。

今回は、ミルクティー(900円)を注文しました。
ふわっふわで大きめのおしゃれかき氷でした。

ミルクティーの味がしっかり染みこんでおり、美味しかったです。

暑い日に食べるかき氷は最高ですね!

ごちそうさまでした。

大谷資料館(資料展示室+地下坑内)の見学所要時間は1時間ほどでした。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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