皆さんこんにちは、たびブロガーのmiyaです。
本日は、静岡県熱海市にある「走り湯」について紹介させていただきます。
湯と書かれていますが、入浴施設ではございません。
高温の源泉が湧き出る様子を見ることができる場所となっており、洞窟内は大変暑く、サウナにいる感じがします。
洞窟内の見学所要時間は、1分ほどでした。
この暑さは、観光地でなかなか体験できないので、一度は訪れることをおすすめします。
足湯もありますが、2022年8月現在は休止中です。
基本情報
住所 | 静岡県熱海市伊豆山604−10 |
営業時間 | 24時間 |
料金 | 無料 |
駐車場 | なし |
HP | 熱海市観光協会HP |
今から約1200年前に発見されたと言われている全国でも珍しい横穴式源泉です。
山腹から湧き出た湯が海岸へと飛ぶように走り流れ落ちるさまから「走り湯」と名付けられました。
現在は洞窟の中に送湯管で温泉を送って、かつての様子を再現しています。
温泉湧出口には温度70℃、毎分100リットル以上の温泉が常時流れています。
アクセス
電車
JR熱海駅から徒歩約25分
バス
東海バス「熱海駅」から湯河原駅行きに乗車し、「逢初橋」で下車後、徒歩7分
(バス乗車時間は3分)
熱海ビーチラインという有料道路沿いにあります。
走り湯
日本三大古泉?
恥ずかしながら聞いたことがありませんでした。
階段を上がっていくと像がありました。
2体の狛犬?と役行者(えんのぎょうじゃ)でしょうか?
走り湯は、役行者という仙人が見つけました。
「走り湯源泉」という看板に向かって右側に進んでいきます。
入口到着です!
熱海市指定文化財になっていますね。
入口付近は暖かいです。
中の様子です。
洞窟の上の方に湯気が集まっていますね。
入って少し進むと、行き止まりになります。
入口付近の天井は約1.6mと低めなので、中腰で進むことになりました。
では、入ってみます。
暑っ!!
少し入っただけで、ものすごい暑いです。
服を着た状態でサウナに入っている感じです。
一瞬でメガネが曇り、何も見えなくなりました。
メガネを外したら、ぼやけて良く見えませんでした。まあ当然ですが。
冬に来たらあったかいんだろうなぁ。
奥の方には柵で囲まれた場所があります。
覗き込んでみると・・・
お湯がボコボコしています。
たまに金網よりも上に跳ねてきます。
良く見えていなかったので、かなり危険でした。
危うく跳ねたお湯にあたりそうになりました。
走り湯は、今まで見てきた観光地の中でも危険な方だと思いました。
自然の凄さを思い知らされます。
暑すぎたので、1分くらいで洞窟から出たにもかかわらず、服が汗や湯気?で濡れていました。
焦って出口に向かうと、天井に頭をぶつけたり滑って転ぶ可能性があるので注意してください。
走り湯の入口付近に注意書きがありました。
事故等発生時の説明も書かれているので、実際に事故が発生しているのでしょうか?
走り湯が湧く仕組み
周辺の大地が宇佐美・多賀火山群の火山活動による噴出物の地層でできていて、この地層中から温泉が湧き出しています。
火山活動があったのは、今から70万~50万年前頃と考えられますが、その余熱によって温められた地下水(雨水や海水)は温泉となって地上に出てきます。
足湯
2022年8月現在は利用できません。
土石流災害により、源泉井戸に土砂が流入し、温泉揚湯ができない状況です。
ニュースにもなった2021年7月発生の大規模な土石流災害のことでしょうか?
本来の利用時間は9:00~16:00となっています。
高台にあるので、海側の良い眺めを満喫できます。
スペースは狭めです。
一度に利用できる人数は3~4人程度でしょうか。
高台から見る海は綺麗です。
走り湯の見学所要時間は、10分ほどでした。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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