皆さんこんにちは、たびブロガーのmiyaです。
本日は、東京都目黒区にある「すずめのお宿緑地公園」について紹介させていただきます。
辺り一面に、美しい竹が見られる公園で、地元の方々の憩いの場となっています。
公園内に古民家があり、昔ながらの住宅を見て懐かしむことができます。
無料で駅近なので訪問しやすいです!
基本情報
住所 | 東京都目黒区碑文谷3丁目11−22 |
営業時間 | 24時間 古民家:9:30~15:30 |
料金 | 無料 |
駐車場 | なし |
HP | 目黒区HP |
すずめのお宿緑地公園付近は、昭和の初めまで目黒でも有数の竹林で、良いタケノコが採れました。
竹林には無数のすずめが住みつき、朝早くに飛び立ち、夕方には群れを成して帰ってくることから「すずめのお宿」と呼ばれるようになりました。
この土地の所有者である「角田セイ」さんは長年ここで一人暮らしをしていましたが、「土地は死後お国に返したい」といって大事にしておられました。
角田セイさんの没後、尊い遺志が生かされ、目黒区が国から土地を借り受けて公園を造りました。
よって、現在では多くの人々の憩いの場となりました。
アクセス
電車
東急東横線「都立大学駅」から徒歩約10分です。
バス
「目黒駅前」バス停から東急バス 大岡山小学校前行き(黒01)に乗車します。
「碑文谷三丁目」で下車後、徒歩1分です。
乗車時間は13分です。
案内図
案内図といっても絵のみとなっています。
公園の全貌がわかりますね。
この絵は立体感がよく出ていて、じっくり見てしまいました。
すずめのお宿緑地公園
入口はいくつかありますが、この写真の入口は公園の北西側にあります。
辺り一面緑に囲まれています。
すずめと戯れている人の像もあります。
公園を利用するにあたって注意事項がありました。
公園の美化に協力しましょう。
公園内のいたるところに竹がありますが、タケノコ掘りは禁止です。
竹が生えているところには必ずと言っていいほど、タケノコを採らないように注意書きがあります。
大量の竹がまっすぐ伸びています。
竹は生長がはやく、1日で1m20cm伸びることもあります。
両サイドに竹がある場所を進んで行きます。
所々にあるベンチで一休みできます。
トイレもあります。
公園内には広場もあります。
広場では球技禁止です。
都内にこんな素晴らしい場所があるのですね!
敷地内には、古民家もあるのでこれから向かいます。
上を見上げるとやっぱいいですね。
古民家
目黒区は、現在ほとんどが市街地になっていますが、明治初期頃までは「タケノコ」の特産地として知られた農村地帯でした。
古民家が残っていることで、農村目黒の雰囲気を現代でも伝え続けています。
この古民家は元々、緑が丘にあったのですが、昭和54年(1979年)に区に寄贈されました。
その後、竹林の美しい「すずめのお宿緑地公園」内に移築復元されました。
着きました!
注意書きがあります。
ふすまが開いているため中の様子がバッチリ見えます。
昔ながらの家ですね。
靴を脱いで、室内を自由に見学することもできます。
現代ではなかなか見られない囲炉裏もあります。
かまどもあり、都会にいることを忘れてしまいます。
なかなか趣深い場所でした。
古民家の屋根は一部、茅葺屋根となっているので毎日燻す必要があります。
湿気でカビが生えないようにするためです。
茅葺屋根の家は火に弱く、燃えたら大変ですので火の番をしっかりしなければなりません。
実際にこの日も管理人さんが火を使い、燻していたため煙が出ていました。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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