皆さんこんにちは、たびブロガーのmiyaです。
本日は、 神奈川県愛甲郡愛川町にある「宮ヶ瀬ダム」について紹介させていただきます。
見どころ満載の観光向きのダムです。
大人気の観光放流は見る価値ありです!
とても人気のため観光放流後の予定をあらかじめ考えておくと良いです。
ダムの上下を行き来できるインクライン、ダムカレーが食べられるレイクサイドカフェは観光放流直後に大混雑間違いなしです。
今回は、宮ヶ瀬ダムハイキングパスを利用して2日に渡り、宮ヶ瀬ダム観光を行いました。
宮ヶ瀬ダムハイキングパスの詳細はこちらの記事をご覧ください。
基本情報
住所 | 神奈川県愛甲郡愛川町半原 |
営業時間 | 宮ヶ瀬ダム水とエネルギー館:9:00~17:00 (12月~3月:10:00~16:00) 休館日:月曜 |
料金 | 無料 |
駐車場 | あり |
HP | https://www.ktr.mlit.go.jp/sagami/index.htm |
アクセス
バス
小田急電鉄小田原線「本厚木駅」からバスを利用します。
「本厚木駅」北口1番乗り場から「厚01」、「厚02」の半原行に乗車し、「愛川大橋」下車です。
乗車時間は約45分です。
宮ヶ瀬ダムハイキングパスのご利用で追加料金なしで乗車できます。
その後、県立あいかわ公園内を通ってダムへ向かいます。
本厚木駅のバス乗り場などの詳細についてはこちらの記事をご覧ください。
車
首都圏中央連絡自動車道(圏央道)「相模原IC」から約20分です。
駐車場
ダム上にあります。
ダム下には、あいかわ公園の駐車場があります。
平日は無料ですが、土日や混雑時期は有料になります。
ダム情報
名称 | 宮ヶ瀬ダム |
河川名 | 相模川水系中津川 |
型式 | 重力式コンクリート |
堤高 | 156.0m |
完成年 | 2001年 |
ダムカード | あり |
ダムカレー | あり |
ダム内部見学 | あり※ |
展示室 | あり |
展望台 | あり |
※通常はダム内部見学を実施していませんが、森と湖に親しむ旬間イベント「宮ヶ瀬ダムフェア」開催中は見学できます。
2022年は7/24(日)に実施されました。
年1日のみの開催で誰でも参加できます。
宮ヶ瀬ダム
今回は、県立あいかわ公園内を通ってダムへ向かいました。
県立あいかわ公園南駐車場から徒歩約15分です。
途中に石小屋ダムがありました。
宮ヶ瀬ダムの放流水の勢いを弱めることができます。
石小屋ダムについてはこちらの記事をご確認ください。
宮ヶ瀬ダム案内図
宮ヶ瀬ダムが見えてきました。
新石小屋橋を渡っていきます。
いい水の色していますね。
到着しました!
近くで見るととても大きく、立派です!
ダムの正面の様子です。
下流方面です。
先ほど渡った新石小屋橋が見えますね。
観光放流
平成14年(2002年)8月から観光放流を開始し、令和4年(2022年)9月に観光放流の見学者数が累計100万人に突破しました!
とても人気のようです!
放水量は毎秒30トンとかなり多いです。
水を無駄にしているわけではなく、下流にある石小屋ダムのダム湖にためています。
その後、石小屋ダムから水道用水等の必要量を中津川へ流しています。
宮ヶ瀬ダムの観光放流は毎日行われているわけではなく、放流日が決まっています。
第2・第4金曜日
第2日曜日
となっています。
実施時間は11:00~と14:00~の1日2回です。
それぞれ6分間放流します。
今回は、第2日曜日の11:00~の観光放流を見に行きました。
10:20頃に到着したのですが、すでに何人も待機されていました。
みんな早いですね。
位置取りでしょうか?
開始直前の様子はこちらです。
想像以上に人が集まっています!
まさかこんなに人気だとは!
ダムを正面から見られるところには、人がびっしりです。
11:00ちょうどに開始です。
水が出てきました!
最初はゆっくりと優しく流れてきます。
だんだん水量が増えてきました。
最終的には、2本の水の線がくっつくほどの勢いで流れていました。
すさまじい勢いなので、水しぶきが来ます。
「ゴォー」という大きな音と空気を巻き込んだような「ヒュー」といった音が混ざっています。
滝よりも迫力があるので、見て良かったと思えるほどでした!
見学者が多いのにも納得です!
展望
ダムの上の天端は歩行可能です。
天端からは宮ヶ瀬湖を一望できます。
天気が良ければ、水や山がもっときれいに見えるはずです。
本来は、ダム中央付近にあるエレベーターでダムの上と下を移動できます。
しかし、2022年9月現在はご利用になれませんでした。
展望塔が見えてきました。
階段を上がると、全方向の景色をご覧になれます。
滝の真下を見ることができますね。
高さがあり、かなり怖いです。
ダムによく見られるフーチング階段もあります。
ダムの上と下を行き来できる乗り物であるインクラインも見られます。
インクラインについては後述します。
通常はフーチング階段を利用することはできませんが、森と湖に親しむ旬間イベント「宮ヶ瀬ダムフェア」開催中は右岸(インクライン隣)のフーチング階段をご利用になれます。
498段もあります。
実はもう一つ展望箇所があり、あちらのダム管理事務所です。
では、早速向かいます。
天端の端(北側)からの眺めも良いです!
天端を渡った先からも県立あいかわ公園へ行けるようです。
ダム管理事務所に到着しました!
土日祝は休館日です。
訪問時は休館日に該当していたので中には入れませんでしたorz
1Fに展望ホールがあり、平日はこちらでダムカードがもらえます。
インクライン
ダム上とダム下をつなぐ乗り物です。
ダムのケーブルカーのようなもので移動が楽チンです!
今回は、山麓駅(ダム下)から乗車しました。
平日は、12:10~13:15が運休となっているのでご注意ください。
ダム上の山頂駅まで4分なのであっという間です!
6~10分間隔で運行しているので、あまり待たずに乗車できます。
しかし、観光放流日の放流終了直後は大混雑が予想されます。
乗車券を購入するのに20~30分かかることもあるそうなので、観光放流前にあらかじめ乗車券のみ買っておくと良いです。
料金はこちらです。
往復だとややお得です!
券売機で購入します。
JAF会員の方、宮ヶ瀬ダムハイキングパスをお持ちの方はそれぞれ乗車券が1割引きになります。
片道券のみ割引になり、往復券は割引になりません。
2022年9月現在は、ダム中央のエレベーターが利用できないのでご注意ください。
エレベーター乗り場は立入禁止になっていました。
インクラインに乗車しました!
椅子があるので座れますが、せっかくなので立って外の景色を眺めますか。
ゆっくりと昇っていきます。
角度がかなり急です。
30~35度もあり、スキーのジャンプ台滑走路とほぼ同じ角度です。
ジャンパーの目線っていうことですね。
急すぎて怖いです。
途中でもう一台とすれ違います。
宮ヶ瀬ダムは、いろいろな角度から見ることができますね。
山頂駅のすぐ近くには、宮ヶ瀬湖があります。
宮ヶ瀬ダム 水とエネルギー館
インクライン山頂駅を出て正面にあります。
館内案内図
展示室とカフェがあります。
ダムカード
水のエネルギー館を入ってすぐのところに受付があり、ダムカードがもらえます。
土日祝でももらえるのがありがたいです。
ゲットしました!
宮ヶ瀬ダムと石小屋ダムの2種類分もらえます。
今回は、20周年記念カードももらえました!
とてもキラキラしており、プレミア感があるダムカードを初めて見ました!
ダムカードってこんなに凝っているものでしたっけ?
期間限定のものがあると集めたくなりますね。
ダムカードの見方についてはこちらの記事をご覧ください。
展示室
宮ヶ瀬ダム 水とエネルギー館の2Fに展示室入口があります。
広い空間に宮ヶ瀬ダムの情報が書かれたボードがいくつも展示してあります。
ここに来れば、宮ヶ瀬ダムのことがわかります。
宮ヶ瀬ダムの高さは全国で6位だそうです。
確かに実際に見た時、大きいダムだと思いましたね。
続いて1Fに行きます。
1Fは子供でも楽しめるフロアとなっています。
水が綺麗になる過程を模型を使って説明してくれるのでわかりやすいです。
水に関するQ&Aもあります。
展示に昔ながらの懐かしさを感じます。
隣の部屋に来ると、急に今風な展示室に変わります。
風力発電の体感装置などの体験型コーナーもあります。
宮ヶ瀬ライブラリーでも宮ヶ瀬ダムの情報が詳しく書かれています。
ダムカレー
宮ヶ瀬ダム水とエネルギー館の1Fにレイクサイドカフェがあります。
カフェといっても軽食だけでなく、お食事もできます。
営業時間は11:00~16:00です。
オープンが11:00ということは、観光放流日の場合、大混雑が予想されます。
観光放流が11:00~11:06までなので、その後にこちらでお食事するという考えを持った人が多数いそうです。
メニュー
お子様用のカレーもあるのが良いですね。
デザートやドリンクもありますね。
食券制です。
今回は、宮ヶ瀬ダム放流カレー(1200円)を注文しました。
食券と引き換えで呼び出しベルを渡されるので、鳴ったらカウンターまで商品を受け取りに行きます。
セルフ式のお店なのでお水も自分で取りに行き、食べ終わった食器は返却台に持って行く必要があります。
店内にはテーブル席とソファー席があります。
いざ、実食!
特徴的な見た目です!
ご飯がダム本体を表しているのでしょう。
旗は何にささっているんだ?と思い、見てみたらウインナーでした。
ウインナーを野菜側に引き抜くと、ダム湖をイメージしたカレーが野菜側に放流するという仕組みです。
ダムカレーならではの面白い考えだと思いました。
ウインナーを引き抜くと、カレーが見事に放流しました。
お味は美味しく、スパイスが効いているためやや辛めです。
ごちそうさまでした!
遊覧船「ミーヤ丸」
ダム上の宮ヶ瀬湖からは、遊覧船で宮ヶ瀬湖畔エリアや鳥居原エリアに移動できます。
宮ヶ瀬湖3つのエリアについてはこちらの記事をご覧ください。
運航日は土日祝と観光放流日です。
現在地はダムサイトエリアです。
全体の本数が少なく、鳥居原エリアに行く便は16:10のみとなります。
事前に券売機で乗船券を購入する必要があります。
購入場所は「宮ヶ瀬ダム 水とエネルギー館」の隣で、案内の方がいるので迷わず買えるでしょう。
宮ヶ瀬湖畔エリア、鳥居原エリアのどちらに行くにしても片道600円で、往復だと1000円です。
子供は半額になります。
宮ヶ瀬ダムハイキングパスを利用すると、片道のみですが1割引きの540円で乗船できます。(子供だと270円)
遊覧船のりばは、券売機からダム湖方面を見るとすぐにわかります。
旗がたっているのでわかりやすいです。
階段を下りたところで乗船できます。
今回は、13:30宮ヶ瀬湖畔エリア行きの船に乗りました。
船が13:25に乗船所に来ました。
スピードが出る小回りが利きそうな船です。
座席数は少なめで、各席にライフジャケットが用意されているので必ず着用です。
出発しました。
さらば、宮ヶ瀬ダム!
宮ヶ瀬湖は場所によって水の色が違い、この辺りはエメラルドグリーンをしています。
想像通り船のスピードが速く、適度に涼しいです。
速すぎるほどではないので快適です。
浮きの間の狭いところも通過できます。
宮ヶ瀬湖畔エリアに到着しました!
乗船時間は、予定通り10分です。
お手頃価格で気軽に乗船体験ができるので、おススメです!
最後までご覧いただきありがとうございます。
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