「足尾銅山観光」トロッコに乗れる⁉所要時間・料金・駐車場情報あり

栃木県
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皆さんこんにちは、たびブロガーのmiyaです。

本日は、栃木県日光市にある「足尾銅山観光」について紹介させていただきます。

足尾銅山と聞くと、足尾銅山鉱毒事件を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

足尾銅山観光では、歴史や当時の銅の採掘の様子などを知ることができます。

昔ながらのトロッコに約5分間乗って通洞坑内に入ることができ、その後は徒歩で進むことになります。

やや探検気分を味わえ、楽しめる場所です。

通洞坑内には、リアルな人形が展示されており当時の様子が再現されています。

※現在と情報が異なる場合がございますがご了承ください。(訪問:2022年11月中旬)
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基本情報

住所 栃木県日光市足尾町通洞9−2
営業時間 9:00~17:00
料金 大人:830円
小・中学生:410円
駐車場 あり
公式 HP https://www.city.nikko.lg.jp/index.html

足尾銅山は銅が採掘される鉱山で、近代産業の発展に大きく貢献しました。

1610年(慶長15年)から1973年(昭和48年)までの363年間もの長い間、銅を採掘し続けました。

1890年代(明治20年代)には国産の銅の40%を産出する日本一の銅山となりました。

しかし、銅の製錬による排ガスや廃棄物が大気汚染や水質・土壌汚染などの公害を引き起こします。

足尾銅山鉱毒事件が有名ですね。

料金表


入坑料金を支払えばトロッコに乗車できます。

特に予約は必要ありません。

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犬などのペットの入場は禁止となりました。

トロッコ運行時間


発車時刻が遅れる場合があります。

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アクセス

電車
わたらせ渓谷鐵道「通洞駅」から徒歩7分


北関東自動車道「太田藪塚IC」から約60分
日光宇都宮道路「清滝IC」から約20分

駐車場

広い無料駐車場があります。

消防署前の駐車場が広めです。 

消防署の反対側の駐車場はこちらです。

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足尾銅山観光

入坑券を購入する必要があります。

待合室があるのでトロッコの運行時間まで待ちます。

鉱物が展示されています。

レンタサイクルのご利用も可能です。
貸出場所は、下記の3カ所です。

  • 足尾行政センター
  • 足尾公民館
  • 間藤駅

トロッコ乗車

トロッコが到着しました。 
遊園地のアトラクションみたいでワクワクします!

いざ乗ってみると、ガタガタ音が大きくて昔ながらの乗り物という感じがしました。

スピードは遅めなので安心できます。

途中から通洞坑内に入り、暗くなるので怖いと感じる方もいるでしょう。

通洞坑内で降りることになり、それ以降は徒歩で移動となります。
トロッコの乗車時間は、約5分間でした。

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トロッコを降りた先に、立入禁止ですが1200km以上の坑道が続いているようです。

なんと、東京から博多までの距離に匹敵します!
1200kmも掘ったなんて感心してしまいました。

坑道内にはリアルな人形が置いてあり、当時の様子が再現されています。

江戸、明治、大正、昭和と時代の移り変わりとともに採掘方法が変わっていく様子をご覧になれます。

訪問日は雨が降っていたわけではありませんが、頭上から何度も水滴が落ちてきました。

地面が濡れているので足元注意です。

人形の近くのボタンを押すと、人形がゆっくり動き、人の声が聞こえてくるので当時の様子を見ているかのような気分になれます。

人形の動きには時代を感じますが・・・
江戸時代は、槌とタガネによる手作業で採掘が行われており、大変厳しいものでした。

負夫(おいふ)とは、江戸時代に山内稼ぎに携わった労働者のことです。

表情豊かすぎ!

大正時代になると、さく岩機が考案され、手堀りから機械掘りへと変わっていきました。

昭和時代になると、さく岩機で開けた穴に発破をかけて岩石を砕いていました。

沈殿銅の採集も行われており、無駄なく資源を回収しています。 
地下水が鉱脈を通ると、そこに含まれる銅分を溶かし、硫酸銅となってしみ出てきます。

その濃度の高い硫酸銅溶液を集めて鉄と置換し、沈殿銅を採取しています。

硫酸銅のことを「タンパン」といい、タンパンが岩肌に付着すると青緑色の固まりとなります。 
実際に見ることができますね。

通洞坑内を抜けると、資料館に着きます。 
トロッコを降りてから通洞坑内の見学所要時間は、約20分でした。

銅資料館到着です。

資料館内には、採掘された鉱石が展示されていました。
銅は一般的に単独で掘り出されることはあまりありません。

銅の多くは酸化したり、鉄や硫黄と結びついた状態で掘り出されます。

銅を主に含む鉱物は、およそ150種類が知られています。

砕かれた鉱石を運ぶ鉱車も展示されていますね。

さく岩機体験コーナーでは、さく岩機の振動を体験できます。 
音が大きめでした。

おみやげコーナーでは、足尾で造られた足字銭のキーホルダーなどが売られています。

著名人のサインも飾られていました。

足尾銅山観光の所要時間は、45分ほどでした。

その内、通洞坑内の見学は20分ほど。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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