皆さんこんにちは、たびブロガーのmiyaです。
本日は、埼玉県東松山市にある「埼玉ピースミュージアム(埼玉県平和資料館)」について紹介させていただきます。
戦争中の人々の暮らし、戦争の悲惨さを学ぶことで、平和や命の尊さについて考えることができる場所です。
展望塔もあり、関東平野を見渡すことができます。
基本情報
住所 | 埼玉県東松山市岩殿241−113 |
営業時間 | 9:00~16:30(最終入館16:00) 月曜休館 |
料金 | 無料 |
駐車場 | あり |
公式 HP | https://www.saitama-peacemuseum.com/ |
アクセス
東松山ICから向かう途中に看板がありました。
埼玉県平和資料館と表示してあります。
奥の高い建物を目指すとよいでしょう。
物見山公園の敷地内にあるようです。
駐車場
こんな感じです。
広くて駐車しやすいです。
東武東上線「高坂」駅西口から川越観光バスもでています。
駐車場から階段を上がっていくと到着です。
埼玉ピースミュージアム(埼玉県平和資料館)
なんと館内無料で見学できます。
館内はとても綺麗です。
では早速、常設展示へ向かいます。
通路を進むと左側にタイムトンネルのようなものがあり、こちらを通ります。
空港で見られる動く歩道だと思い、乗ってみたら…
「動かないんかい!(笑)」
普通に歩行しました。
今回はたまたま動かなかったのでしょう。
常設展示室
戦時下の生活
戦時下の住宅は、以下の対応がなされていました。
- 爆風によりガラスが飛び散るのを防ぐために窓に障子紙を張る
- 夜間に明かりが漏れて敵機の標的にならないように電灯にカバーをつける
- 物資不足から小麦粉だけを原料としたスイトンが日常的に食べられる
今では考えられませんが、昔はそのようなことが実際にあったのですね。
左側は防空壕です。
内部はこんな感じです。
防空壕は、空襲による被害を防ぐための待避所で、各家や町内会で作りました。
間接的な被害は防げましたが、至近弾や直撃には弱く、必ずしも安全ではなかったようです。
疑似体験
戦時中のある1日を体験できます。(約15分間)
教室内のスクリーンに映像が映し出されます。
当時の小学校の「修身」という授業の再現映像です。
今でいう「道徳」の授業にあたります。
戦時中の教育は、純粋な子供たちを戦争へと駆り立てる大きな役割を果たしていました。
一人一人の子供を大切にする現在の学校教育の重要性を確認するとともに平和の尊さを学ぶ機会になります。
防空壕付近では、B29爆撃音、機銃掃射音、爆弾や焼夷弾の落下音や振動そして火災といった空襲の様子を体験できます。
音、光、映像による演出があるので、リアリティのある体験ができます。
展示品
他にも、戦争被害の大きさを示す品が展示されていました。
実際に使用したかけたかぶと、小銃、手榴弾、軍靴、溶けて固まった皿、固着した湯吞、溶けたガラス瓶などです。
戦争の様子がイメージできます。
今でも世界各地で戦争が起こっており、説明書きがありました。
展望塔
常設展示室を抜けると展望塔があり、エレベーターで昇ることができます。
高さ約40mからの眺望がご覧いただけます。
眼下にはコバトン(埼玉県のマスコットキャラクター)がいました。
遠くまで見渡せ、気持ちがいい風景です。
大東文化大学も見えます。
晴れた日にはスカイツリーが見えるそうです。
展示室内に設置されている双眼鏡(無料)を使用してスカイツリーを探してみました。
ありました!
先ほどまで戦争の展示を見て、感傷に浸っていたので、遠くのさわやかな景色が見れて清々しい気分になれました。
その他
展望塔を後にすると休憩室、企画展示室、講堂があります。
清潔感のある休憩室です。
講堂では、アニメーション映画の上映、戦争中の体験を聞く会などが実施されています。
地下1階には、マルチライブラリーがあり、書籍の閲覧、資料の検索ができます。
ビデオ鑑賞コーナーもあり、戦争体験者の方々の証言ビデオが視聴できます。
埼玉ピースミュージアムの見学時間は1時間ほどでした。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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