佐野市「宇津野洞窟」ドラマの撮影場所⁉無料なのに本格的すぎる洞窟!

栃木県
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皆さんこんにちは、たびブロガーのmiyaです。

本日は、栃木県佐野市にある「宇津野洞窟(うつのどうくつ)」について紹介させていただきます。

無料にもかかわらず、洞窟内には立派な鍾乳石が見られます。

洞窟内はコンパクトにまとまっているため、短時間で全体を見学することができます。

また、暗くて湿っている箇所もあり、地面が滑りやすくなっていますので落ち着いて見学しましょう。

宇津野洞窟は、2022年に放送されたドラマである「金田一少年の事件簿」の撮影場所にもなったようです。

また、2022年3月3日に放送されたモニタリングのロケ地としても使われました。

「洞窟に雪男が突然現れたら⁉」という内容でした。

※現在と情報が異なる場合がございますがご了承ください。(訪問:2022年6月上旬)
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基本情報

住所 栃木県佐野市会沢町1074
営業時間 9:00~16:00
料金 無料
駐車場 あり
公式 HP なし

地下水の働きにより、石灰岩が溶かされてできた洞窟です。

部分的には、今も鍾乳石や石筍の発達が良好です。

アクセス


東北自動車道「栃木IC」から約15分
(国道293号線経由)

看板が出ています。
道なりに行くと駐車場があります。

駐車場


駐車スペースということで、駐車枠があるわけではありません。

駐車場には、トイレがあります。
メルヘンなトイレです。

駐車場にも案内板があります。

森の中を少し進みます。

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案内図


見どころがいくつかありますね。

しかし、洞内はあまり広いわけではないので、すぐ回れます。

洞窟内の西側を見てから東側を見に行きました。

「護摩焚き場」は、洞窟内のライトが点かなかったので良く見えませんでした。

宇津野洞窟

到着しました。
管理人さんがおらず、自由に入れます。

入口から本格的な洞窟だと伝わってきます。
洞窟あるあるですが、入った途端に涼しくなります。

夏は快適でしょう!

天の川


晴れた夜、空に長く白い帯のように見える星の群れに似ているため天の川と呼ばれています。

正直、ん?ってなりました。

岩肌はとても美しいです。

滝の白糸

天井が低いので頭上に注意です。

奥が緑色をしていますね。

草が生えていました。
ちょうど光が当たっている場所なので、光合成して成長しているのでしょうか。

「滝の白糸」という名前ですが、天の川のようにも見えました。
確かに白い部分は滝の流れに見えます。

こちらの壁は、いろんな色が合わさっています。

立派な洞窟ですね!
無料とは思えません。

今度は奥がオレンジ色っぽいです。
透明な板で仕切られているので、オレンジ色の部分の石に触ることはできません。

如意輪観音菩薩(にょいりんかんのんぼさつ)

オレンジ色をしていたところです。
「七観音の一つであり、人々の願いや望みを満たし、苦難を救う菩薩様です。」

菩薩らしきものは見当たりませんでしたが、ここの岩は先ほどまでとは違い、乾燥しているように見えます。

これより先は階段になっていました。

階段を下ったところを振り返ると、頭上足元注意の看板が!
実際に狭かったので、ゆっくり進みました。

賽の河原

鍾乳洞でよく見られます。
「三途の川が見える様な気がする」と書かれています。

「あぁ、確かに見えるわ」とはなりませんでした。

ゴツゴツしていますね。

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その他

さらに進むと、左側の壁面が洞窟の生成物っぽい見た目をしています。

これがフローストーンでしょうか?
美しい!

行き止まりまで来ました。
また、透明な板がありました。

板があるところは重要な所なのでしょうか?

非常に美しいです。

案内図では特に名前がついていません。

こここそ何か名前を付けるべきでしょう。


氷柱の石バージョンって感じです。

とても神秘的な光景です!

洞内は全体的に湿っており、滑りやすい箇所がありました。
坂道や階段もあるので、焦らずゆっくり見学してください。

近くには奥之院鍾乳洞という素敵な場所があるので、こちらも寄りたいですね。

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洞窟生成物のできかた

簡素化された図がありました。

鍾乳石と石筍生成の化学式です。

高校の化学の授業を思い出しましたよ。

Ca(HCO3)2 ⇄ CO2+CaCO3+H2O

Ca(HCO3)2:炭酸水素カルシウム
CaCO3:炭酸カルシウム(石灰岩)

二次生成物の形成(沈殿反応)
化学反応式の右矢印の反応を表しています。

天井の割れ目を伝って落ちる水は、天井に出たところで徐々にカルサイト(炭酸カルシウムの結晶)になります。

一滴一滴少しずつ蓄積されたカルサイトは、長い年月の間に石のつらら(鍾乳石)となります。

また、落ちる水が洞床に残留し、石のたけのこ(石筍)ができます。

鍾乳石の先端から落ちる水は、鍾乳石と石筍の両方を同時に成長させるということですね。

Ca(HCO3)2 ⇄ CO2+CaCO3+H2O

石灰洞の形成(溶解反応)
化学反応式の左矢印の反応を表しています。雨水は空気中の炭酸ガス(CO2)を含み、弱い酸性となっています。石灰岩(CaCO3)は雨水(H2O+CO2)により溶け、地下水となって地下の石灰岩を溶かします。そしてそこに、空洞が生まれます。
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洞窟の外には展望台があるようです。

洞窟の外の様子

洞窟の外には休憩スペースがあり、展望台への案内板もありました。

せっかくなので行ってみようと思いましたが、倒木のため立入禁止でした。
残念です。

宇津野洞窟の見学時間は、15分ほどでした。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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