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「さいたま市大宮盆栽美術館」駐車場ありで写真撮影可⁉素人も楽しめる!

埼玉県
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皆さんこんにちは、たびブロガーのmiyaです。

本日は、埼玉県さいたま市北区にある「さいたま市大宮盆栽美術館」について紹介させていただきます。

大宮の地には、大宮盆栽村という盆栽業者が集まった世界的にも知られている場所があります。

大宮盆栽村の近くにあるこちらの美術館では、盆栽に関する基本情報が紹介されており、実際に様々な種類の盆栽が展示してあります。

初心者の方でも楽しめる場所となっていますので、これから盆栽を始めようと思っている方は、ぜひ訪問してみてはいかがでしょうか。

館内は、場所によっては写真撮影禁止ですので係員さんの指示に従ってください。

※現在と情報が異なる場合がございますがご了承ください。
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基本情報

住所 埼玉県さいたま市北区土呂町2丁目24−3
営業時間 3月~10月 9:00~16:30
11月~2月 9:00~16:00
休館日:木曜
料金 一般 310円
高大生・65歳以上 150円
小中学生 100円
駐車場 あり
公式 HP https://www.bonsai-art-museum.jp/ja/

アクセス

電車
JR宇都宮線「土呂駅」東口から徒歩5分
東武アーバンパークライン「大宮公園駅」から徒歩10分

駐車場

39台分
9:00~17:00

一般車
2時間まで無料
2時間を超える場合、30分毎に110円

駐車場は、盆栽美術館の東側にあります。

駐車場の脇には、盆栽販売所がありました。

竹が生えているところを通って、美術館入口へ向かいます。

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館内マップ


コレクションギャラリーでは、盆栽に関する基本情報が得られます。
盆栽も展示してあります。

盆栽庭園では、実際に様々な盆栽をご覧になれます。

その他、企画展示室やミュージアムショップなどがあります。

ロビー2F の盆栽テラスからは盆栽庭園全体を眺められます。

コレクションギャラリーと企画展示室は、撮影禁止でした。

キャッシュレス決済できます。

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コレクションギャラリー

盆栽に関する基礎知識が得られます。

盆栽には正面と裏があるようです。

恥ずかしながらそれすら知りませんでした(・・;)

表からは幹、枝などがよく見え、幹と枝との調和などその盆栽の持つ美しさを鑑賞できます。

裏側は盆栽に奥行きを持たせるように枝を多めに付けるなどの工夫が施されています。

盆栽はどこを見るのか?

全体を見るのではなく、見るべきポイントがあります。

・根
根がしっかり土をつかんでいるか(根張り)を見ます。
”八方根張り”というあらゆる方向に根を伸ばしているのが理想です。
・幹
”立ち上がり”を見ます。
立ち上がりとは根元から最初の枝までの幹のことです。
・枝
バランスよく配置されており、忌み枝(いみえだ)がないものが良いです。
忌み枝とは、樹木の景観や良質な成長を損なう、不要な枝のことです。

・葉
短く光沢のあるものが良いとされています。

全体を見て楽しむものだと思ったのですが、それぞれ見るべきポイントがあるのですね。

見るべきポイントの他にも、機種や形態の違いについて知ることができます。

同じ種類でも形態が違うと全く違う見た目になります。

盆栽の技として知られる水やり、剪定、針金かけ、植え替えなどについても学べます。

樹の状態を見極め、正しい処置を施すことが大切です。

大宮盆栽美術館HPにも盆栽についての説明があります。

さいたま市大宮盆栽美術館

コレクションギャラリーで学んだ知識を活かして、盆栽庭園に展示してあるものを実際に観察していきましょう。

例えば、同じ松だったとしても注意してみると異なるポイントがあり、おもしろい発見ができます。

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盆栽庭園

盆栽は、屋外に展示してあります。

警備員さんがいて、目を光らせています。

いくつか気になったものを紹介しておきます。

五葉松「青龍」 推定樹齢350年
今にも倒れそうな盆栽がありました。

意図的にこのような形にできるものなのでしょうかね?

説明文にはこう書かれていました。

水面にあらわれた巨龍が、堂々とした体躯(たいく)をくねらせながら水際を走り、天空に向けて首をもたげて昇ろうとしているすがたを造型化している。

確かに、言われてみれば龍に見えます!

木蓮 推定樹齢80年

私の中での盆栽のイメージとは異なる見た目をしています。

白く細い枝が複数あり、多方向に広がっていて、生きているようでした。

山もみじ「紅陵(こうりょう)」 推定樹齢120年
もみじに盆栽のイメージはありませんでした。

今は葉が緑ですが、秋になると紅葉がきれいなのでしょう。

さらに進んでいきます。

五葉松「千代の松(ちよのまつ)」 推定樹齢500年
とても大きい盆栽がありました。

たくましく生命力が感じられます。

これぞザ・盆栽って感じです。

総高1.6m、横幅1.8mを超え、大宮盆栽美術館所蔵品の中でも最大級の大きさを誇ります。

 推定樹齢70年
杉の盆栽もあるんですね。

幹がまっすぐ伸びており、見にくいですが、小さい葉が大量についています。

五葉松「白糸の滝」 推定樹齢200年
なんかすごい盆栽発見しました!

枝が垂れ下がっています。

この形につくり上げることができるのがすごいです。

険しい崖に風雪に耐えながら根付いた木の姿をあらわした、”懸崖(けんがい)”と呼ばれる樹形に仕立てられています。

盆栽庭園の様子

黒松「獅子の舞」 推定樹齢100年
幹太っ!

説明文がありました。

太くたくましい幹が、根元から大きく折れ曲がり、幾度にも屈曲しながら力強く立ち上がる、黒松ならではの重厚感を見せる一点。


真柏「寿雲(じゅうん)」
 推定樹齢800年

幹が白く、美しいジン、シャリをみることができます。

ジン、シャリとは?

歳月を経た松や真柏は、幹や枝の一部が枯れ、そのままの形を残すことがあります。

幹の白い肌を見せることで、緑色の葉と美しいコントラストを生み出します。

枝先が枯れたものを「ジン(神)」、幹の一部が枯れたものを「シャリ(舎利)」と呼びます。

盆栽庭園内には、推定樹齢100年以上のものが複数あり、推定樹齢1000年のものもあります。

展示されている盆栽は、五葉松が多い印象でした。

盆栽といったら五葉松なのでしょうか?

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盆栽テラス


ロビーに戻り、2Fから盆栽庭園を眺めてきました。

複数ベンチがありますね。

いい景色です!

大宮盆栽村


江戸時代から大正時代まで、現在の東京都文京区千駄木にある団子坂には、多くの植木屋が集まっていました。

しかし、大正12年に起こった関東大震災をきっかけに、より広い土地を求め、盆栽業者だけの村をつくる構想により誕生したのが、大宮盆栽村です。

大宮盆栽村の名は世界的にも知られています。

大宮盆栽美術館の見学時間は、1時間ほどでした。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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