皆さんこんにちは、たびブロガーのmiyaです。
本日は、神奈川県伊勢原市にある大山をケーブルカー使わないで登山した様子について紹介させていただきます。
大山山頂はかながわの景勝50選にも選ばれており、景色が素晴らしいことも魅力です。
大山は人気の山であるため、時期によってはケーブルカーが混雑します。
徒歩で登る予定の方は参考にしてみて下さい。
本記事でわかること
- 大山ケーブルカーを使わないで登山してみた
- 登山の所要時間
大山登山ルート
※登りが赤矢印、下りを青矢印で示しています。
登山開始はこま参道入口として、大山阿夫利神社本社がある大山山頂を目指します。
登りは女坂経由で、下りは男坂を経由しました。
さすがに登りが男坂は、きつくてしんどいですね。
大山登山の注意事項。熊は出る?
大山は熊出没注意です。
下記の対応により、被害を最小限に抑えることができるはずです。
- 熊よけの鈴やラジオを流すことで音を出す
- 集団行動をする
- 熊に遭遇しても近づかず、目を合わせない
- 落ち着いてゆっくりと後ずさりする
また、野生のシカも出没します。
近づかず、エサを与えないようにして下さい。
5月~11月頃の雨中雨後の蒸し暑い日には、ヤマビルにも注意です。
ヤマビルは塩で退治できますよ。
大山には男坂と女坂がありますが、男坂には外灯がないため日没後は利用しないで下さい。
非常に危険です。
日没までには下山できるような計画を立てることが大事ですね。
大山では老若男女問わず、山岳事故が多数発生しています。
自分は大丈夫という考えを捨てて、登山の事前準備を怠らないことが大事ですね。
丹沢大山をケーブルカー使わないで登山!
大山は人気の山ということで、とても混雑していました。
混雑が苦手な方は、早朝登山をおすすめします。
大山周辺の駐車場はこちらの記事をご覧ください。
大山の登山道はわかりやすくて登山者も多いため、道に迷いにくいと思います。
画像上に書かれている数字は時間なので、登山の参考にしてみて下さい。
こま参道入口~大山ケーブル駅
まずは382段の階段を上り、大山ケーブル駅まで行きます。
徒歩約15分の道のりです。
9:40
いきなり階段ということで、きついかもしれませんね。
こま参道には、お土産店や飲食店があり、見ていて楽しいですね。
食べ歩きできそうなお店もあるので、ぜひこちらの記事を参考にしてみて下さい。
昔ながらのお店が多く、懐かしい気持ちになれます。
お店を抜けると、そろそろ本格的な登山道ですかね。
紅葉時期の登山なので、素敵な景色も楽しめました。
9:55
大山ケーブル駅に到着です。
今回はケーブルカーを利用せず、徒歩で山頂まで向かうので引き続き階段を上っていきます。
大山ケーブル駅~大山寺(女坂経由)
9:56
大山ケーブル駅の脇の階段を上がっていくとすぐに、女坂と男坂の分岐点に着きます。
女坂はゆるやかな登山道であり、男坂は急登できついです。
自分の体力と相談してルートを選択して下さいね。
女坂を選択する人が多いように思えました。
登りで男坂はきつくてしんどいと思ったので、今回は女坂を選びました。
こま参道と違い、本格的な山道って感じです。
緑豊かですね。
美しい紅葉も見られました。
女坂にも階段はありますが、段差が小さくなだらかです。
疲れにくいでしょう。
女坂には七不思議があり、道中を楽しませてくれます。
10:03
こちらは、七不思議の一つである「子育て地蔵」ですね。
最初は普通のお地蔵様でしたが、いつの頃からか顔が幼い子供に変わっていたとのこと。
子育て地蔵に祈ると、子供がすくすくと丈夫に育つといわれています。
女坂の七不思議を全て見つけてみるのも面白いかもしれませんね。
更に進んでいくと、とても鮮やかな赤色の紅葉が見られます。
あまりに綺麗すぎるので、人工的なものなのかと思いました。
そろそろ大山寺が近いですね。
童子の像が複数立ち並ぶ階段に到着しました。
この階段を登れば大山寺ですね。
今回の大山登山で最も景色が良い場所は大山寺付近だと思いました。
階段がなかなか長いですね。
写真を撮るのに夢中で階段を踏み外さないようにご注意くださいね。
振り返った景色も最高です!
夜はライトアップされ、さらに美しい景色が見られますよ。
10:10
大山寺に到着しました。
大山寺~大山阿夫利神社下社
この鮮やかな紅葉は大山寺付近で見られるので、目に焼き付けておきます。
大山寺からの登山道への案内がありました。
本堂に向かって右の道を進みましょう。
トイレの案内もありますね。
現地にも登山道と書かれています。
10:15
では、大山阿夫利神社下社に向かいます。
大山寺を抜けると、登山道が険しくなります。
ひたすら石段を上ります。
途中、手すりが設置されていたのできついということでしょう。
段差が大きくなってきましたね。
階段を上った先にはトイレがありました。
案内図はこちらです。
トイレの近くには茶屋があり、その先に大山阿夫利神社下社があります。
大山ケーブルカーの阿夫利神社駅も近くにあるので、ケーブルカーを利用するとここまであっという間ですね。
10:30
茶屋に到着したので、休憩がてら寄っていきますか。
店頭にあった大山焼だんごが気になりました。
1本400円です。
だんごの種類やトッピングが選べますね。
今回は、よもぎ団子あんこのせにしました。
よもぎだんごとあんこがとてもよく合っており、おいしいですね。
別の組み合わせも気になりました。
茶屋でルーメソ(ラーメン)も食べてみたので、ぜひこちらの記事もご覧いただければと思います。
約20分間休憩後の10:50に登山再開です。
大山阿夫利神社下社へと続く階段を上っていきます。
10:55
大山阿夫利神社下社に到着です。
大山阿夫利神社下社~大山山頂(大山阿夫利神社本社)
遠くには江の島も見えますね。
大山阿夫利神社下社から見た景色が最高です。
拝殿の右側に大山名水を汲める場所がありました。
飲用可能ですね。
容器をお持ちでない方は、空のペットボトルが有料で販売されているので購入しても良いかもしれません。
ここから山頂まではきついので、水分補給を忘れずに!
通路はさらに奥まで続いており、拝殿の左側に出ることができます。
拝殿の左側には登山道がありますね。
山頂までは90分と長い道のりです。
11:05
鳥居が登山口です。
ここから先は外灯がなく、夜間の歩行は危険となっています。
登山計画が問題ないか再度確認しておくと良いでしょう。
階段があまりにも急すぎる..
振り返ると足がすくみます。
ここにも鮮やかな紅葉がありましたね。
登山者は多いですね。
ゴツゴツした岩が所々にあり、歩きにくいかもしれません。
足首をひねらないように注意が必要です。
登山道はわかりやすいですね。
11:35
少し広いスペースがあり、多くの人が休憩しています。
さすがに疲れますよね。
では、ひたすら登ります。
景色はほぼ変わらないと思います。
ちなみにこちらの碑があちこちにあり、現在何丁目にいるかを教えてくれます。
ここは19丁目です。
大山阿夫利神社下社が1丁目で、山頂は28丁目です。
あとどれくらいで山頂かの目安にしてみてください。
11:45
20丁目にある富士見台に到着です。
江戸時代には茶屋があったそうです。
ここからの富士山の眺めは絶景とのこと。
今回は残念ながら雲が多く、綺麗な富士山を見られませんでした。
次回に期待!
11:50
山頂まであと0.6km。
疲れてきた時ほど、ゴツゴツした岩場に注意です。
12:00
あと300m!
銅鳥居が見えたので、もう少しで山頂です。
12:07
また鳥居です。
ここが28丁目なので山頂はもうすぐでしょうか。
曇っていても景色が素晴らしいということがわかります。
人が多くなってきました。
階段を上った先が山頂でしょう。
12:10
ついに山頂到着です!
山頂の碑のところでは、写真を撮るための行列ができるほど混雑していました。
標高は1251.7mですね。
登山道はきつく、山頂に到着したときは達成感がありますね。
男坂を利用していたらもっときついはずです。
大山山頂で休憩
大山山頂にはベンチが複数あり、多くの人が食事していました。
混雑する時期、時間だったからか満席でしたね。
お弁当を持ってきていない方は、山頂の茶屋で食べ物を購入できます。
山頂にトイレはあります。
図が書かれていました。
トイレの裏からは富士山が見られますね。
山頂の茶屋メニュー
飲み物や食べ物が色々揃っています。
山頂まで食材を背負って運んでくるとのことで、ありがたみが伝わってきます。
あの登山道を重い荷物を背負って登るなんてすごすぎますね。
せっかくなので豚汁(500円)を注文しました。
想像以上に量があり、具材も豊富でした。
山で食べる豚汁はとてもおいしかったです!
寒い日に食べる豚汁は最高ですね。
茶屋の前にもベンチがあり、利用者専用となっています。
大山山頂~見晴台
12:35
「大山山頂」と書かれた木の近くのベンチの先に下山道があります。
看板に書かれている「見晴台」を目指します。
では、2.5km歩いていきます。
こちらにもベンチがありましたね。
素晴らしい景色です。
かながわの景勝50選に選ばれたのも納得です。
綺麗な夜景も見られそうですね。
歩きやすそうな道です。
12:50
分岐には案内板があるので、見晴台方面へ。
とにかく下ります。
13:15
滑落事故が多発している場所がありました。
鎖をつかみながら、ゆっくり落ち着いて進めば大丈夫だと思います。
岩場があまり見られませんね。
歩きやすいと思います。
しかし、木の根っこに足を取られないよう要注意です。
13:30
見晴台到着です。
見晴台~大山阿夫利神社下社付近
見晴台にはベンチがあり、多くの人が食事していました。
満席でしたね。
茶屋があるわけではないので、食べ物は持参しましょう。
見晴台からの景色はこんな感じです。
手前の山が高く、遠くの町がよく見えませんでしたが、清々しい気分になれます。
開放的な場所で食べる食事はおいしいでしょうね。
見晴台から先は「大山下社」方面に向かいます。
1.4kmの道のりです。
13:35
落石注意です。
実際に落石はありませんでしたが、倒木がありました。
見事に登山道は塞がれていませんね。
13:42
登山道にふと現れる階段を上ると絆の木に到着します。
2種類の木がくっついているように見えることからこの名が付いたのでしょうか。
登山道から少し外れており、案内が無いので見落としてしまうかもしれませんね。
13:45
二重滝到着です。
水量が少なめですね。
見晴台からの道は、なだらかで歩きやすいです。
13:50
階段を上ると、大山阿夫利神社下社へ行けます。
今回は大山阿夫利神社下社方面には行かず、そのまま下山するので男坂方面の道へ進みました。
下社へ向かう階段を上ると、茶屋の横に出ます。
大山阿夫利神社下社付近~大山ケーブル駅(男坂経由)
13:52
男坂と女坂の分岐点に着きました。
ここから大山寺へと向かう方は、女坂に進んで下さい。
男坂は外灯がないため、日没後は利用できないということを覚えておくと良いですね。
では、男坂へ。
急な石段が続き、登山終盤ということもあり膝が笑っています。
男坂を登るのはもちろん大変だと思いますが、下るのも大変です。
段を踏み外したら大怪我しますね。
歩きやすい階段もありますが、とにかく急です。
ゴツゴツした道もありますね。
石段を振り返るとこんな感じです。
きつくてしんどいのが目に見えています。
人がいてもおかしくない時間帯なのに誰ともすれ違わなかったので、多くの人が女坂もしくはケーブルカーを利用しているのでしょうか。
建物が見えてきたら、そろそろ男坂が終わりです。
14:05
男坂と女坂の分岐に到着しました。
男坂を利用するなら下りが良いですね。
14:06
大山ケーブル駅に到着しました。
大山ケーブル駅~こま参道入口
再びこま参道を通っていきます。
お土産を買ったり、お食事をして帰っても良いかもしれませんね。
14:20
こま参道の入口に到着です。
これにて登山終了!
丹沢大山を登山した際の所要時間は?
ケーブルカーを使わない場合
今回の登山の所要時間は、4時間40分でした。
(開始9:40~終了14:20)
そのうち休憩を約45分とりました。
ケーブルカーを使わない場合の登山の所要時間は、3時間55分となります。(休憩なしの場合)
- 9:40 こま参道入口出発
- 9:55 大山ケーブル駅到着
- 10:10 大山寺到着(女坂経由)
- 10:30 茶屋到着
- 休憩20分
- 10:55 大山阿夫利神社下社到着
- 12:10 大山山頂到着
- 休憩25分
- 12:35 大山山頂出発
- 13:30 見晴台到着
- 13:52 大山阿夫利神社下社付近到着
- 14:06 大山ケーブル駅到着
- 14:20 こま参道入口到着
個人差がありますので、あくまでも参考程度にしてみてください。
混雑状況によっても変わります。
ケーブルカーを使う場合
ケーブルカーを使った場合の所要時間はこちらの記事でご紹介しています。
ケーブルカーを使わずに歩いて山頂に行くのはかなり疲れるので、ケーブルカーを使うのがオススメですね。
ケーブルカーは片道だけ使うこともできますので混雑状況や体力に応じて臨機応変に対応できます。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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