皆さんこんにちは、たびブロガーのmiyaです。
本日は、埼玉県さいたま市大宮区にある「鉄道博物館」について紹介させていただきます。
博物館内はとても広く、1日中見学していられるほどです。
多くの列車が展示してあり、列車によっては車内に入ることができます。
抽選制の有料体験プログラムとして運転シミュレータ体験も実施しています。
鉄道の仕事、歴史など普段知ることができないことを知ることができます。
体験型のコーナーが多く、子供がいる家族でにぎわっていました。
子供だけでなく大人も楽しめ、充実した時間を過ごせる博物館です。
基本情報
住所 | 埼玉県さいたま市大宮区大成町3丁目47 |
営業時間 | 10:00~17:00(最終入館16:30) |
料金 | 前日までの前売料金 一般 1230円 小中高生 510円 幼児(3歳以上未就学児) 210円当日料金 一般 1330円 小中高生 620円 幼児(3歳以上未就学児) 310円 |
駐車場 | あり |
公式 HP | https://www.railway-museum.jp/ |
チケット購入
2022年4月の時点では、窓口や券売機でのチケット販売はしていませんでした。
事前にコンビニで時間指定のチケットを購入する必要があります。
JR東日本株主サービス券、障害者割引等の各種割引券、各種利用券、各種入館引換券等をお持ちの方はコンビニでチケットを事前購入する必要はありません。
直接、エントランスカウンターでチケットを購入できます。
株主優待で入場料が割引⁉
今回は、事前に金券ショップで”鉄道博物館入館割引券”(50%引き)を80円で入手していました。
そのため、1330円の50%引きである660円で入館することができました。
建物は4F建てで、1Fが特に広く、端から端までかなり時間がかかります。
展示内容が濃く、しっかり見学するとなると閉館時間までかかりそうです。
アクセス
電車
ニューシャトル 鉄道博物館(大成)駅から徒歩1分
(ニューシャトルはJR大宮駅より発車)
駐車場~博物館入口へ
鉄道博物館の隣(高架下)にあります。
ニューシャトル 鉄道博物館(大成)駅の改札を出ると、目の前に鉄道博物館への通路があります。
車輪が展示されています。
修学旅行用電車(クハ167形)モックアップがあります。
中に入ることができます。
モックアップとは、外見を実物そっくりに似せて作られた模型のことです。
入口に到着です!
フロアマップ
有料体験プログラムというものがあり、「てっぱく抽選アプリ」で抽選制となっています。
列車に乗ることができたり、運転シミュレータ体験ができたりします。
南館1F 屋外にある駅弁屋には新幹線の形をした駅弁が売っていて、子供が喜びそうです。
土曜日の12:30頃にはほとんどの駅弁が売り切れでした。
人気の駅弁を買いたい人は早めに買うことをおすすめします。
本館1F 車両ステーション
1号機関車
イギリスから輸入した日本初の蒸気機関車です。
1872年9月12日、新橋と横浜を結ぶ日本最初の鉄道が開業しました。
当時、日本では蒸気機関車を製造することができず、10両の蒸気機関車を輸入しました。
この車両は、10両の中でも最初に完成しました。
国指定重要文化財となっています。
オハ31
丈夫な鋼製車体の客車で、ストーブ列車としても活躍しました。
鉄道開業から1920年代まで国鉄の旅客車は木製でした。
しかし、機関車の性能が上がり、列車が速くなると、事故の際の衝撃が大きくなりました。
安全面を考慮し、1927年に最初の鋼製客車として製造されました。
車内に入ることができます。
木製の場所もありますが、骨組み、台枠、外板は鋼製です。
ストーブがありますね。
コキ50000
今につながる貨物輸送で、コンテナを乗せた貨車です。
急成長する特急コンテナ列車用として1971年~1976年にかけて製造されました。
従来、貨物列車の最高速度は65~75km/hが標準でしたが、95km/hまで向上し、コンテナ貨物輸送の速達化を実現させ、全国の路線で活躍しました。
鉄道貨物輸送システム
メリットがたくさんあります。
- 渋滞がないため、時間通りに運べる
- 運転士1人でいちどに大量に運べる
- コンテナ1つに5t入るため、大量のものを運べる
- CO2排出量がトラックや船に比べて少ないため、地球にやさしい
- 貨物駅は全国に150か所もある
本館2F 車両ステーション
2Fからは、列車を眺めることができます。
きれいに整列していますね。
1Fにいた時はわかりませんでしたが、車両の配置が素晴らしいです。
中心にある列車の転車台は、平日の15:00から約10分間回転するようですね。
また、2Fの壁には年ごとの出来事について書かれており、列車のミニチュア模型が展示してあります。
種類が多く、覚えるのは大変そうです。
鉄道好きには、たまらないんだろうなぁと思いました。
南館1F 仕事ステーション
E5系
最速の新幹線で、東北新幹線「はやぶさ」などで使用されています。
2011年に東北新幹線でデビューし、2013年に営業最高速度320km/hを実現しました。
高速運転を実現するため、車体はアルミニウム合金製で軽量化しました。
また、騒音を防止するために台車や床下機器もカバーですべて覆っています。
先頭の絞りのある形状は、空気が後ろへスムーズに流れるようにし、高速運転、騒音防止を実現しています。
E5系には、グリーン車よりも豪華な内装とサービスを誇る”グランクラス”が初めて導入されました。
横に3列ゆったりと配された革張りのシートは前後の間隔が広く、定員はわずか18名です。
人生で一度は、グランクラスに乗ってみたいです。
切符売り場と改札
切符の購入から改札通過までを体験できます。
実際に券売機に現金を入れる必要はなく、ボタンを押すだけで切符が出てきます。
子供たちに改札通過までの体験をさせることができるいいコーナーだと思います。
踏切も再現されています。
この博物館すごい!
鉄道にかかわる人たちの仕事
このフロアには、鉄道に関わる人たちの仕事についての内容も書かれていました。
大人でも楽しめるコーナーです。
運転士の仕事
運転だけではなく、列車を基地から出す際に車両の点検も行います。
車内の混雑状況や、天候なども確認しながら状況に応じた運転をし、万一のトラブルに備え、定期的に訓練や研修にも取り組みます。
1分単位で定められた出勤時刻を間違えると、運転士がいなくなり、列車は走ることができません。
運転士になるには、厳しい国家試験に合格しなければなりません。
車掌の仕事
列車後方の安全確認をしています。
駅でドアを開け閉めするのが代表的な仕事です。
発車の際、信号機や時間の確認をし、必要ならホームの駅員と連携して乗客の乗降を確認し、ドアを閉めます。
駅到着時は常に非常ブレーキのスイッチを持っています。
指令員の仕事
列車が決められた時間に走っているかどうか、電気や信号などの動作確認や天候状況確認、そしてダイヤ変更の指示などをしています。
列車が動いていない時間帯でも、工事や保守作業の開始、終了状況の確認をしています。
交代しながら24時間休みなく役割を果たすため”鉄道の心臓部”と呼ばれています。
様々な人たちが連携しているため、うまく鉄道が機能しているのだと改めて実感できました。
何が起こるかわからない状況の中、トラブルに臨機応変に対応できるのは尊敬します。
かけ込み乗車をしないなど、個人でなんとかできることはしていきたいと思いました。
他にも、車両設計の仕事や車両製造の仕事が紹介されていました。
南館2F 未来ステーション
鉄道の技術は、社会の変化とともに進歩してきました。
未来の鉄道につながるであろう現在の研究について紹介します。
- サービスロボット
駅構内で自律移動可能なロボットによる案内、移動支援、荷物運搬、警備、清掃などが期待されています。 - タッチレスゲート
スマホを持った状態で改札機の電波エリアに入るだけで改札を通れます。
カバンやポケットからスマホを取り出す必要がないため、大きな荷物を持っていても楽に改札を通れるようになります。
鉄道の進歩により、我々の暮らしがより豊かになることを期待してしまいますね。
南館4F トレインテラス
眺めが良いです。
また、このフロアにあるビューレストランで食事ができます。
本館2Fにもレストランがあります。
北館1F ミニ運転パーク
屋外に線路、列車があり、乗ることができます。
子供たちでにぎわっていました。
RF パノラマデッキ(北館)
開放的な空間で一休みできます。
水ゼリー
北館1Fにある自動販売機には、515gの水ゼリーが売っていました。
このサイズだと冷凍OKでシャーベット状にすることもできます。
ちなみに、駅の自動販売機に売られている280gのものは冷凍NGです。
水ゼリーとは?
水を固めただけのシンプルなゼリーです。
2020年3月に発売され、発売当初からSNSで多くの関連投稿が見られたり、2万を超える「いいね」が付く投稿もあるなど話題となり、緊急増産されました。
また、アキュアの公式Twitterアカウントで2021年7月に実施した水ゼリーの容量に関するアンケートでは、今より大容量がほしいという声が50%以上ありました。
その結果、2022年新たに大容量(515g)タイプが登場しました。
鉄道博物館の見学時間は、2時間ほどでした。
最後までご覧いただきありがとうございます。

コメント