皆さんこんにちは、たびブロガーのmiyaです。
本日は、埼玉県秩父市にある「橋立鍾乳洞(はしだてしょうにゅうどう)」について紹介させていただきます。
鍾乳洞って山奥にあるイメージですが、実は秩父鉄道浦山口駅から徒歩約10分のところにあり、アクセス良好です。
鍾乳洞内はヒンヤリしており、とても狭く、急なはしごを登らなくてはならない箇所があるので、冒険気分が味わえます。
小さい子供連れの家族もおり、見学時間は10分ほどなので気軽に見学できます。
数ある鍾乳洞の中でも狭い方だと思うので、閉所恐怖症の方は見学しないことをおすすめします。
鍾乳洞で自然の産物を堪能した後に、近くの”JURIN’s GEO”というカフェにも立ち寄って、疲れを癒してみてはいかがでしょうか?
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基本情報
住所 | 埼玉県秩父市上影森708 |
営業時間 | 8:00~16:30(3月1日~12月上旬) 冬季休業 |
料金 | 大人200円、小人100円 |
駐車場 | あり |
HP | http://www.chichibuji.gr.jp/spot/spot-syousai80/ |
アクセス
電車
秩父鉄道 浦山口駅(うらやまぐちえき)から徒歩11分
駐車場
駐車場は有料のところと無料のところの2カ所があり、どちらの駐車場も鍾乳洞まで歩いてすぐです。
有料駐車場の奥に無料駐車場があるので、知らない人は有料駐車場に停めてしまうかもしれません。
有料の駐車場のほうが広いので確実に駐車できるでしょう。
①有料駐車場
24時間開放されているでしょう。
料金は前払いで、1日利用できます。
料金表はこちらです。
普通車は500円ですね。
日付と車のナンバーを書いた袋に料金を入れ、袋ごと料金箱に入れればOKです。
有料駐車場から橋立鍾乳洞までは、200m(徒歩2分)とのことです。
駐車場は砂利となっており、とても広いですね。
うっすらと白線で仕切られています。
②無料駐車場
橋立鍾乳洞の営業時間に合わせて駐車場を利用しましょう。
無料駐車場へ行くには、道幅の狭い林道を進む必要があります。
車の運転に不慣れの方は要注意ですね。
赤丸部分に無料駐車場があります。
北側から南下してくると分岐があるので、右側に進みます。
道路脇に「無料P」と大きく書かれていました。
左に有料駐車場が見えてきますが、気にせず直進します。
有料駐車場の先は林道となり、道が狭くなるので注意です。
無料駐車場の看板が見えてくるので、左折します。
バスも利用する駐車場ということでしょうか。
出入口への駐車は控えてください。
砂利の駐車場でした。
登山や釣り等、長時間の駐車は禁止です。
「橋立鍾乳洞札所28番」専用駐車場とのことです。
見学時の注意点
外と鍾乳洞内では気温差があります。
例えば夏に訪問した場合、薄着しすぎると鍾乳洞内は寒いと感じるかもしれません。
鍾乳洞内の地面は、濡れている箇所があり、泥はねや転倒に注意する必要があります。
動きやすく、汚れてもいい服装そして歩きやすい靴で見学することをおすすめします。
見学は1回限りで再入場は不可です。
※再度見学する方は入場券をもう一度購入する必要があります。
入場券購入~鍾乳洞入口
入場券を購入します。
良心的な価格です。
中に入ると左側に入場券売り場があります。
右側のスペースには、”ここは荷物を置くところです。おやすみは外でお願いします”
と書かれていました。
「ん?」
「何故に荷物置場?」
って思ったのですが、その理由が後でわかりました。
入場券を購入し、いったん奥から外に出て、鍾乳洞入口に向かいます。
思ったのですがこの鍾乳洞・・・
「写真、ビデオ等の撮影禁止の張り紙多くないですか?」
まあそれはさておき、階段を下ります。
自然に囲まれて気持ちいいです。
下から入って上から出るといった感じでしょうか?
入口に到着しました。
ここからは、撮影禁止なので文章のみでお伝えします。
入ってみた!
「寒っ!」
「せまっ!」
「痛っ!」
「冷たっ!」
「汚れちった(*^^*)」
こんなことを思いながら出口に向かい、無事外に出ることができました。
入洞したことがある方も同じようなことを思ったのではないでしょうか?
実際体験して欲しいので、これで感想終わりでもよいのですが、「全然伝わらない」という方がいらっしゃるかと思います。
やや詳しく説明します。
春に訪問したのですが、入口から洞内に入った瞬間空気がヒンヤリと感じられました。
夏場の暑い時期だと、より涼しく感じられるでしょう。
鍾乳洞内は天井が低い箇所があり、非常に狭いです。
中腰で進まなければならないところもあります。
子供なら難なく通れると思います。
少し気が緩むと頭をぶつけます。
周りは硬い岩だらけだと思ってください。
ぶつけるととても痛いです。
頭上からは水滴が落ちてきて、肌に触れることがあります。
ヒヤッとして少し驚きます。
鍾乳石から滴ってくるんですよね。
予想していないことが起きると、大したことなくてもびっくりしてしまうことってありますよね。
周りの岩は濡れていてヒンヤリしています。
途中、何箇所か急なはしごを登らなければならないところがあります。
結構狭いので手とリュックが汚れました。
リュックなどの荷物は、入場券売り場に置いておくべきでした。
受付の人が見ててくれると思います。
下記の石が見られます。
- 天井からつらら上に垂れ下がった”鍾乳石”
- 床下からタケノコ状に堆積した”石筍”
- 鍾乳石と石筍がつながってできた”石柱”
この洞窟生成物は、上方の出口付近によく発達しています。
他にも様々な形の石が見られます。
縦にスジが複数入っているもの、穴が開いていて反対側が見えているものなどがあります。
出口につきました!
いや~おもしろかった!
鍾乳洞内は涼しかったのですが、結構体を動かしたので出る頃には少し汗をかいていました。
写真や動画の撮影をしながらの見学はケガをしそうなので禁止なのも納得できます。
この後は、”Jurin’s Geo”というカフェに行って一休みします。
橋立鍾乳洞詳細
竪穴で長さ約140m、高低差30mほどです。
大正5年には、盛岡高等農林学校の学生だった宮沢賢治が地質旅行で訪れています。
橋立鍾乳洞は石灰岩でできており、長い年月の間に雨水や地下水によって溶解浸食された洞窟です。
石灰岩は、サンゴ礁等の炭酸カルシウムが海底で堆積したものです。
では、どうして雨水は石灰岩を溶かすのでしょうか?
雨水は空気中の炭酸ガスをとって炭酸という酸になります。
この酸が石灰岩の主な成分である炭酸カルシウムを溶かします。
橋立鍾乳洞の見学時間は10分ほどです。
Jurin’s Geoというカフェの記事はこちら
最後までご覧いただきありがとうございます。
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