皆さんこんにちは、たびブロガーのmiyaです。
本日は、埼玉県秩父郡皆野町にある「紅簾石片岩(こうれんせきへんがん)」について紹介させていただきます。
紅簾石片岩は、簡単に言うと荒川沿いにある巨大な岩です。
荒川にかかる親鼻橋上流に見られます。
紅簾石片岩より下流には、国指定名勝・天然記念物の”長瀞”があります。
この岩には、大小2ヶ所のポットホール(甌穴)があり、自然の力について実感することができます。
※現在と情報が異なる場合がございますがご了承ください。
基本情報
住所 | 埼玉県秩父郡皆野町皆野2575 |
営業時間 | 24時間 |
料金 | 無料 |
駐車場 | なし |
公式 HP | 皆野町観光協会HP |
電車
秩父鉄道 上長瀞駅(かみながとろえき)から徒歩12分
秩父鉄道 親鼻駅(おやはなえき)から徒歩8分
駐車場
100mほど進むと右側に道が出てくるので右折します。
”紅簾石片岩”の看板が見えてきます。
看板の矢印に沿って進みます。
ゴミ捨て場があるので、その脇の細い道を下ります。
荒川が見えてきたら到着です。
紅簾石片岩
巨大な立派な岩ですね。
1888(明治21)年、小藤文次郎博士によって世界で初めて結晶片岩中から紅簾石が報告されました。
紅簾石の結晶は、石英に富む結晶片岩に含まれ、マンガンを含むチャートなどからできた深紅色の美しい鉱物です。
この紅簾石片岩の露頭は地質学上、大変貴重なものとして”ジオパーク秩父”にも紹介されています。
眺めがいいです!
夏に岩から飛び込みする人がいるだろうって思っていたら、こんな看板がありました。

皆さん飛び込み禁止です!泳ぐのもダメです!

皆さん飛び込み禁止です!泳ぐのもダメです!
ポットホール(甌穴)
岩の上には、大小2つのポットホールがあります。
自然の力でこんなにきれいに穴が開くものなんですね!
大きいポットホール
小さいポットホール
ポットホールのでき方
かつて、ここは荒川の川底にありました。
硬い石が岩のくぼみにはまる
↓
水の激しい流れによって石が回転
↓
岩を削って穴ができる
紅簾石片岩の一部に、明らかに人が組んだであろうレンガもありました。
レンガの礎石は、古い親鼻橋がここにかかっていた頃の橋台の跡です。
まとめ
- 紅簾石片岩は地質学上、大変貴重であり、”ジオパーク秩父”にも紹介されている
- ポットホールと呼ばれる自然にできた穴が見られる
- 駅から近く、アクセスしやすい
最後までご覧いただきありがとうございます。
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