皆さんこんにちは、たびブロガーのmiyaです。
本日は、群馬県吾妻郡中之条町にある「品木ダム(しなきだむ)」について紹介させていただきます。
品木ダムは、洪水調節を目的として造られていません。
中和を進めるため、そして中和生成物をためることを目的として造られました。
なぜ中和するのか、どのように中和するのかについては、環境体験アミューズメントで詳しく紹介されています。
記事はこちら
観光者向けの大規模なダムではないですが、なくてはならないダムなので、一度見学してみてはいかがでしょうか。
ダム湖がとても美しいです。
基本情報
住所 | 群馬県吾妻郡中之条町入山 |
営業時間 | 24時間 |
料金 | 無料 |
駐車場 | あり |
公式HP | https://www.ktr.mlit.go.jp/sinaki/index.htm |
アクセス
車
環境体験アミューズメントから約8分です。
駐車場
駐車場からダムまで徒歩約5分です。
管理所の前にも駐車できそうなスペースがありますが、駐車可能かは不明です。
ダム情報
名称 | 品木ダム |
河川名 | 利根川水系湯川 |
型式 | 重力式コンクリートダム |
堤高 | 43.5m |
完成年 | 1965年 |
ダムカード | あり(環境体験アミューズメントで配布) |
ダムカレー | なし |
ダム内部見学 | なし |
展示室 | なし |
展望台 | なし |
ダムカード
ダム管理所には、ダムカードに関する張り紙がありました。
こちらのダム管理所ではダムカードを配布しておらず、「環境体験アミューズメント」で配布しています。
環境体験アミューズメントでダムカードをもらったので見てみましょう。
天端の様子
車の走行が可能です。
ダム湖方面
美しい色です。
ダム湖の名前は、上州湯の湖(じょうしゅうゆのこ)です。
下流側
ダムを下から見上げることはできなさそうです。
天端の奥まで行くと、ダムを横から見られます。
中和処理水のながれ
品木ダムには、湯川以外にも谷沢川や大沢川からの水も流れてきます。
白根山から流れてくる谷沢川、大沢川も酸性です。
香草中和工場で中和された後、品木ダムに流れてきます。
谷沢川、大沢川はなぜ酸性?
白根山からの酸性の水が谷沢川、大沢川に流れてくるためです。
白根山に多く含まれる硫黄成分が雨水に溶け込みます。
それにより、水素イオン濃度が高まるため酸性になります。
品木ダムの目的
- 発電
- 中和をさらに進めること
- 中和の際に発生した中和生成物をためること
山から流れ出た土砂と中和生成物が品木ダムに多量に沈殿すると、ダムの水深は浅くなります。
そのため、定期的にダム底にたまった沈殿物を取り除いています。
実は、ダムカードを見ればダムの目的を知ることができます。
ダムカードの見方についてはこちらの記事をご覧ください。
品木ダムは洪水時以外、放流をしていません。
平常時は、発電用水のみ取水しています。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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