皆さんこんにちは、たびブロガーのmiyaです。
本日は、埼玉県秩父市にある「秩父神社」について紹介します。
秩父神社は、三峯神社と宝登山神社に並ぶ秩父を代表する3つの神社の内の一つです。
様々なご利益があり、老若男女問わず人気のある神社ですね。
御本殿の全方向に見られる彫刻が素敵なので、ぜひ現地でじっくりと見てほしいです。
本記事でわかること
- 駐車場
- ご利益
- 祭神
- 見どころ
- 境内の様子
秩父鉄道「秩父駅」の駐車場はこちら
秩父駅のコインロッカー情報はこちら
秩父神社の駐車場3選!無料駐車場はどこ?
秩父神社には無料駐車場があります。
もし満車だった場合は、近くのコインパーキングをご利用ください。
①秩父神社参拝者駐車場(無料)
秩父まつり会館の向かい側です。
②秩父神社西門付近駐車場(無料)
秩父神社の西門を入ったところに駐車場があります。
参拝者以外の駐車はできませんのでご注意ください。
門を入ってすぐ右側に駐車スペースがあります。
7台ほど駐車できそうです。
神楽殿の奥にも駐車スペースがあります。
グーグルマップにも載っていました。
両脇に駐車できます。
神楽殿側に4台ほど。
逆側に3台ほど駐車できそうです。
秩父神社の無料駐車場に停められなかった場合、タイムズ(有料)への案内も出ていましたので、ご紹介します。
現在地と書かれた場所が秩父神社の西門です。
③タイムズ秩父(有料)
曜日関係なく、最大料金が500円ですね。
秩父神社のご利益は?なんの神様が祀られている?
三峯神社・宝登山神社とともに秩父三社の一社といわれている秩父神社。
秩父神社のご利益がこちらです。
学業成就
合格祈願
縁結び
子孫繁栄
開運
家内安全
あらゆるご利益があるため、老若男女問わず人気の神社だと思います。
受験シーズンには多くの学生が参拝されることでしょう。
秩父神社に祀られている神様は次の4柱です。
知知夫彦命(ちちぶひこのみこと)
天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
秩父宮雍仁親王
知知夫彦命が、祖神である八意思兼命を祀ったことが秩父神社の始まりだと伝えられています。
八意思兼命は、政治・学問・工業・開運の祖神とも言われています。
知知夫彦命は、知知夫国の初代国造・秩父地方開拓の祖神です。
天之御中主神は、北辰妙見として鎌倉時代に習合した神で、不老長寿のご利益を授かれます。
秩父宮雍仁親王は、昭和天皇の弟宮様、昭和28年に奉斎されています。
秩父神社の見どころは?
秩父神社の見どころは、御本殿に描かれた美しい彫刻でしょうか。
秩父神社の境内図にもある下記4つは見ておくべきでしょう。
御本殿の東西南北それぞれに彫刻あります。
子育ての虎
お元気三猿(おげんきさんさる)
北辰の梟(ほくしんのふくろう)
つなぎの龍
令和元年6月29日~令和5年12月31日までは、社殿保存修理工事期間となっていました。
大がかりな工事であり、工事終了後が楽しみです。
工事中は御本殿がシートで覆われており、全貌を見ることができませんでした。
今しか見られない様子だと思うと、貴重な感じもしますね。
一部の彫刻は工事中でも見ることができます。
とてもカラフルで、細かく丁寧に仕上げられています。
子育ての虎
御本殿の正面である南側には、子育ての虎の彫刻があります。
子育ての虎はこちら。
ちょうどシートが掛けられており肉眼ではうっすらと見えましたが、写真だと全く見えませんね。
説明書きはこちらです。
御本殿の南側に彫刻されている虎は、徳川家康公の本殿再建に由来しています。
家康公は虎の年、寅の日、寅の刻生まれとのことで、虎にまつわる人物だと伝えられています。
当時の狩野派では、虎の群れの中には必ず1匹のひょうを描くことが定法とされていました。
そのため、左甚五郎作と伝わる「子育ての虎」の彫刻は、母虎がひょう柄で彩色表現されており、江戸時代の文化を今に伝えています。
工事終了後に実物をしっかり見てみたいですね。
お元気三猿
続きまして西側には、お元気三猿の彫刻があります。
工事用の足場の隙間から見ることができました。
秩父神社の猿は、栃木県日光東照宮の「見ざる・言わざる・聞かざる」の逆説をあわらす、「見る・聞く・話す」の姿をしています。
猿は、「魔がさる」の語呂から災い除けや病除けの信仰が古くから伝わっています。
さらに、「桃仙人」、「キジ」、「イヌ」の彫刻もあり、昔話の桃太郎を窺わせる面白い配置を見ることができます。
今回は完全に見逃していたので、工事終了後にまた見に行きます。
秩父神社の絵馬は、お元気三猿になっています。
北辰の梟(ほくしんのふくろう)
北側には、北辰の梟の彫刻があります。
こちらはシートが覆いかぶさっており、全く見えませんでした。
工事終了後にまた見に行きたいですね。
北辰の梟は、体は正面(南面)を向きながら、首だけ180°反転しています。
梟は知恵のシンボルとして考えられており、合格・学業成就・心願成就を願う方々のお参りを頂いているとのこと。
「梟=不苦労」に通ずることから開運招福の標として縁起が良いです。
つなぎの龍
東側には、つなぎの龍の彫刻があります。
青い見事な龍がバッチリ見えました。
なぜつなぎの龍なのかというと、鎖で繋がれているからだったのですね。
よく見ると、黒い鎖が龍の体に巻き付いていることがわかります。
つなぎの龍と子育ての虎の作者は同じで「左甚五郎」です。
その昔、秩父礼所十五番少林寺近くに天ヶ池という池がありました。
その池に棲みついた龍が暴れた際には、必ずこの彫刻の下に水溜りができていたといいます。
この彫り物の龍を鎖で繋ぎ止めたところ、その後、龍は現れなくなったという不思議な伝説が伝わっています。
実は西側のお元気三猿の彫刻が見られた面にも緑色の龍の彫刻がありますが、こちらは鎖で繋がれていませんでした。
実際に違いを現地で見比べてみてくださいね。
秩父神社境内の様子
秩父を代表する山である武甲山を水源とする伏流水のようです。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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