皆さんこんにちは、たびブロガーのmiyaです。
本日は、埼玉県秩父郡長瀞町で体験できる「長瀞ラインくだり」について紹介させていただきます。
長瀞ラインくだりは、豪快に川をくだる体験ができる長瀞ならではの人気アクティビティです。
夏だと非常に混雑すると思われますが、それ以外の時期は混雑せずに楽しめるかもしれませんね。
長瀞ラインくだりにはコースがいくつかあり、そのうちの一周船を体験してきたので、その様子もご紹介します。
本記事でわかること
- 長瀞ラインくだりでは、車はどうする?
- 長瀞岩畳へのアクセス方法
- 利用料金、時刻表、所要時間などの詳細
- 一周船コースを利用してみた
- 長瀞岩畳を散策してみた
長瀞ラインくだりで車はどうする?
長瀞ラインくだりをした後、解散場所が気になる方もいるでしょう。
川をくだった後は、出発点付近に停めた駐車場まで自力で戻らないといけないのでしょうか。
長瀞ラインくだりはコースがあります。
Aコース(親鼻くだり)
本部集合→本部から親鼻橋までバスで移動→ラインくだり→岩畳解散
Bコース(高砂くだり)
岩畳集合→ラインくだり→高砂橋から本部までバスで移動→本部解散
全コース(岩畳満喫くだり)
本部集合→本部から親鼻橋までバスで移動→ラインくだり→高砂橋から本部までバスで移動→本部解散
長瀞岩畳付近の本部の場所はどこ?
秩父鉄道「長瀞駅」から本部(送迎バスが出る場所)まで行く方法をご紹介します。
長瀞駅の改札を出て、左折します。
改札は1箇所のみです。
突き当りを左折します。
踏切を渡ります。
踏切を渡ってすぐの建物が本部です。
長瀞駅から徒歩1分です。
長瀞岩畳への行き方(アクセス)
長瀞ラインくだりのBコースの船乗場である長瀞岩畳へはどうやって行くのでしょうか。
本記事では、最寄り駅の秩父鉄道「長瀞駅」から徒歩でのアクセス方法をご紹介します。
長瀞駅の改札を出て左折します。
突き当たりを左折します。
踏切を渡ります。
長瀞岩畳通り商店街を進んでいきます。
歩行者専用道路ですね。
長瀞岩畳通り商店街は食べ歩きスポットでもあるため、両サイドに飲食店が多く立ち並びます。
食べ歩きスポットはこちら
商店街を進んでいくと、河原へ下りる階段が見えてきます。
案内板もありますね。
階段を下りて正面に船乗場があります。
長瀞駅から岩畳までは、徒歩約3分でした。
Webチケット専用入口と当日券専用入口で分かれていますね。
営業時間内には係員さんがいるので、指示に従いましょう。
長瀞ラインくだり情報
当日の運行状況に関しては、長瀞ラインくだりの公式X(旧Twitter)にて発信されています。
各コースの料金
※通常期の料金
長瀞ラインくだりは基本的に3つのコースがあるのですが、荒川の水が少ない渇水時期には、一周船コースもあります。
料金表はこちら
コース | 区間 | 料金(通常期) | 料金(繁忙期) |
Aコース | 親鼻橋~岩畳 | 大人:2000円 小人:1000円 |
大人:2200円 小人:1100円 |
Bコース | 岩畳~高砂橋 | 大人:2000円 小人:1000円 |
大人:2200円 小人:1100円 |
全コース | 親鼻橋~高砂橋 | 不明 | |
一周船コース | 岩畳周辺 | 大人:1100円 小人:700円 |
※大人:中学生以上 小人:3歳~小学生
全コースは、新型コロナウイルスが流行してから休止中です。(2023年12月時点の情報)
繁忙期と通常期がいつなのかは、秩父鉄道HPの乗船料金カレンダーに載っています。
料金のお支払いは
現金
QRコード決済
交通系ICカード
クレジットカード
などに対応しています。
お客様によるコースの指定は承っていないとのこと。
繁忙期は待ち時間の少ないコースをご案内してくれるのはありがたいですね。
通常期はコースを選べるのでしょうか?
受付の際、お客様が早くご乗船いただけるコースをご案内しております。混雑期等、ご希望のコースにご乗船いただけない場合もあります。
引用:秩父鉄道HP
コースを選ぶこともできそうですね。
料金割引はある?
一周船の場合、鉄道フリーきっぷのみ割引になります。
チケット購入時に窓口に提示することを忘れずに。
大人は通常料金の200円、小人は100円引きになります。
※一周船は大人も100円引き
時刻表
長瀞ラインくだりの時刻表はありません。
通常は10分~40分間隔での運航
繁忙期(大型連休、お盆、紅葉時期)は、チケット購入~乗船まで40~120分程度の待ち時間が発生する場合もあるとのことです。
WEB優先サービスにお申込みのお客様でも舟や船頭の方の到着まで待ち時間が発生する場合があります。
所要時間
Aコース:約20分
Bコース:約20分
全コース:約40分
一周船コース:15分~20分
上記は乗船時間のみです。
送迎バス移動時間(約10分)や待ち時間を考えると、余裕をもった計画をしておくとよいでしょう。
犬などのペットは同伴可能?
夏場は日陰がないためかなり暑いですが、日傘を差しての乗船はできませんのでご注意ください。
川の流れの速さなどの状況によっては、危険を伴うかもしれませんね。
予約なしの当日参加はOK?
HPからWeb予約も可能となっていますので、こちらの方が待ち時間を短縮できるでしょう。
Web優先サービスはこちら
※Web予約した場合でも待ち時間が発生することがあります。
当日チケットはどこで買える?
長瀞ラインくだりの当日チケットの購入場所は4カ所ありました。
①長瀞ラインくだり本部
本部への行き方はこちら
Aコース、全コース利用者はこちらでチケットを買うと、送迎バス乗車場まですぐですね。
②長瀞岩畳乗船場
Bコース、一周船コース利用者はこちらでチケットを買うと乗船場まですぐですね。
③長瀞駅前
長瀞駅の改札を出てすぐです。
④長瀞ラインくだり R140駐車場
船乗り場から遠いのが難点ですが、車でアクセスする方はこちらでチケットを購入してもよいかもです。
長瀞ラインくだりの一周船を体験してきた!
木の船に乗って川をくだります。
豪快に長瀞ラインくだりを楽しもうと思ったのですが、今回は一周船コースのみでした。
川の水が少ないと、場所によっては船が止まってしまう可能性がありますね。
11月は基本的に川の水量が少ないようです。
6月~10月は水量が増えるため、ライン下りが可能とのこと。
台風の後は特に水量が多いため、水しぶきが激しくてスリルある川下りを体験できます。
一周船コースは、岩畳周辺を約20分かけて周遊するコースです。
最初に上流へと進み、その後下流へ進みます。
上流へと進めるのは、水量が少ない時期のみです。
水量が多いと流れが速くて上流へと進むことは出来ません。
今回は、川の流れがとても穏やかでした。
場所によってはとても浅く、川底がはっきり見えるほどでした。
途中、岩畳の上から記念撮影をしてくれるサービスもあり、写真が欲しい方は自宅に郵送してくれます。
川から岩畳にいる人たちを見られるのは、川くだり体験ならではですね。
あっという間の20分でしたね。
流れは穏やかですが、楽しめました!
混雑状況
11月の紅葉時期の訪問でしたので、混雑しているのかと思っていました。
しかし、待ち時間は5分ほどでした。
この日はとても寒かったということも原因でしょうか。
行列は多少できていましたが、1回で船に乗れる旅客は20人でしたので回転は良かったかと思います。
夏場の混雑状況については、今後公開するかもしれません。
服装について
一周船コースを利用する場合は、船がゆっくり進むので水しぶきは全くといっていいほど浴びず、船から転落することもないと考えられます。
ですので、服装については自由で良さそうです。
しかし、AコースやBコースのライン下りをする場合、水しぶきが激しいと予想されるため濡れても良い服装をオススメします。
もし、水に落ちた場合のことを考えると動きやすい服装で、水を吸っても体が重くならないような材質の服を選ぶと良いかもです。
帽子などは飛ばされる可能性があるので注意が必要ですね。
一周船は濡れる?怖い?
一周船は川の流れが穏やかなときのみ運行していると思うので、水しぶきがなく、水に濡れないと思います。
また、出発前に左右のバランスを船頭さんが調整するので船の揺れが少ないです。
怖いと思う人は少ないでしょう。
AコースやBコースを選んだ場合は濡れる可能性が高く、スリルがあるため怖いと思う人もいるでしょうね。
今後、体験してみたいです!
【おまけ】長瀞岩畳を散策してみた!
長瀞ラインくだりをするなら、ぜひ岩畳も見ていってほしいですね。
地図によると、岩畳は広範囲に広がっています。
観光中にサイレンがなったらダムの放水の合図なので、川から離れてくださいね。
川の水が急に増えることがあるので危険です。
岩畳は幅約80m、長さ500mにも広がる岩石段丘です。
地殻変動によって、岩には碁盤の目状に割れ目ができており、岩の畳を敷き詰めたように見えます。
自然の力の凄さを実感できます。
素晴らしい景観ですね!
夏の岩畳も良いですが、紅葉時期も素敵です。
岩畳の対岸にはやや赤っぽく見える岩壁があり、「秩父赤壁」といわれています。
中国の名勝である「赤壁」になぞらえてこの名がついたようです。
ここは昔から交通の難所であり、崖の上の道から人や馬が落ちることがあったのだとか。
岩畳の途中には休憩できる場所もあります。
岩畳を歩いていると、穴が開いている箇所が複数ありました。
この穴はポットホールです。
ポットホールとは?
岩盤のくぼみに入り込んだ石が川の流れによって回転し続けることで、長い年月をかけて開いた穴。
長瀞岩畳は昔、水中にあったということでしょう。
岩畳最大のポットホールは直径約2mだと言われており、親鼻橋付近にある紅簾石片岩(こうれんせきへんがん)のことだと思います。
こちらの記事でも紹介しています。
長瀞岩畳から紅簾石片岩までは、徒歩約30分ですね。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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